お芝居

只今日本です。諏訪公園で石焼き芋の屋台をみつけました。日本の秋はホクホクの焼き芋。タマリマセン・・
紀伊国屋サザンシアターで明日から公演される劇団民芸「らくだ」別役実作のゲネプロに衣裳家の先生よりお誘いいただき観にいってきました。
「らくだ」は古典落語の真打の大ネタといわれているそうでこの題材をはじめて新劇にした現代演劇です。衣装担当は日本の舞台衣装の大家でいらっしゃる緒方規矩子先生。粋なお江戸の着物姿と長屋の民衆の和装姿。和染めした蚊帳の生地を着物の上に重ねたのよ。と先生にお話を伺いました。薄い和紙を重ねた様な味わいのある色と素材で作られていて各々の役どころが浮きだされています。
以前拝見した「サラベルナール」の衣装同様、繊細な色彩のトーンとフォルムで作られている先生の衣装からは美しい趣ある風情と詩を感じます。

おかしな踊りのシーンでつけていたおかめとひょっとこお面気になります。浅草あたりで探せるかしら?