劇団四季創設者の一人で演出家、浅利慶太さんに心よりご冥福申し上げます。

私が劇団四季のお仕事をさせて頂いたのは2000年の秋。懐かしいです。
「オーバーザセンチュリー」というミュージカルでもない、ドラマでもない、新しいエンターテインメントとして1999年に登場した 「劇団四季 ソング&ダンス」。
2000年から2001年にかけて「新世紀の祭典 21世紀最初のステージ」として世紀を超えて上演された「オーバーザセンチュリー」
2幕目の「様々な人生と夢」の演目の
「政治家の夢 マダムギロチン」(スカーレット・ピンパーネルより)で競い合うチェスの被り物をデザイン製作して欲しいと衣装部の責任者からご連絡頂きました。
そしてナイトの試作帽を浅利さんにお見せしたら大変喜んで頂き早速Goサイン!
仕上げまで約1ヶ月間弱。大きなお仕事なのにかなりタイトなスケジュール!
沢山のアシスタントさんにお願いしてボロボロになりながらもようやく納品完了!
やはり苦労が多いお仕事ほど、本番のステージを観に行くと感動も大きいものですが、この時は泣けた。。。
世紀越えの感動のスパイスも効いていた様ですね。

こんな素晴らしいお仕事をさせて頂いた浅利さんに本当に感謝申し上げます。