machine a paille


私のブレードミシンはパリの老舗帽子アトリエla Maison Michel(現シャネルの帽子アトリエ)の社長夫人でアトリエシェフのクロディーヌさん(Claudine Debard)に頂いたお宝。
メゾンミッシェルを一躍オートクチュール界に名を知らされる様になったのは、1975年に社長のピエール氏(Pierre Debard)がWeissman社の麦わら帽子専用ミシンの技術と縫製方法を活かし、ブレードやリボンでエレガントな大きなツバのキャプリン型帽子を作り出したからです。皆様ご存知の様にパリコレ全盛期には優雅なシャポーが、多くのメゾンのコレクションで登場していたのを目にしていたかと思います。今ではブレードミシンでのクチュール帽生産は、ごく普通であたりまえな技術ですが、当時では画期的だったのですね。

この頃使われていたメゾンミッシェルの歴史を醸し出しているかの様な?アンティックミシンは、長い間部屋の棚に飾ってありました。が今週からJacques le correの来シーズンのコレクションの試作が始まったのを機にミシンが踏みたくなりました。
Jacquesのような華麗でアヴァンギャルドな手さばきは無理ですが、少しでも近づける様に練習しなくては。。ウー見守って下さい。

まずは ミシンのお掃除。

  石油系洗浄液1Lを容器にいれます。
 
ブラシでゴシゴシ ゴシゴシ  ゴシゴシ 
 
ホコリや糸くずを落とします。

これだけですっごく疲れたー。ということで続きは後日。