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コメディーフランセーズでのお仕事は、５月にグランパレで開幕されるイプセンの『ペール・ギュント』衣装家は 大ファンのChristian Lacroix さんです。
イプセンの最も優れた詩的劇『ペール・ギュント』の主人公は魂に内在するトロルと闘いながら遍歴する。イプセンがこのトロルに着せた衣装は『うぬぼれ」と「卑怯」という人間の最も邪悪な気質としてこの２つを作品に提示したとか。舞台上では魂の内在するトロルは役者と衣装家の舞台芸術で表現されることでしょう。
さてさて劇場の各アトリエ内では民族調で彩られたChristian Lacroix さんのデザインを中心に衣装、帽子、かつら制作が続いています。色の配色、制作テクニックなど新しい発見がありとっても勉強になります。奥が深いというか終わりがない世界ですね。
昨日はテーラー部門のフランソワーズのお誕生日でした。偶然にも彼女は私の友人の旧友でした！これまた驚き！ご縁ですね。