寒いパリに戻ってきました。でも今日は汗ばむ陽気です。気温の変化に負けず、お陰さまで時差ボケは治まったものの楽しく美味しかった日本での余韻は継続中です。


8月にyukoさんのお嬢さまのステージドレスをとパリまでオーダーを頂きました。そして9月に行われた東京芸大の学祭でこのドレスでオペラ『サムソンとデリラの歌』をオケ伴奏でメゾソプラノの綺麗な歌声をご披露されたのです。今回、東京でお嬢さまにお会いして最終サイズ調整が出来たので実家に帰ってチクチクチクチク仕上げました。全て手縫いです。金糸の生地でミシン掛けは不可能と気付いたのは既に生地購入後。。。縫うのは大変だったけどさすが気品ある高級素材。作り手は生地の魔力に魅了され楽しませていただきました。お嬢さまは20才という若さでこのドレスを着こなし、堂々とオペラを披露されたことをyukoさんも大変喜んでいらっしゃいました。これからも増々楽しみです。頑張って下さい。



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