金沢美術工芸大学講演会



九谷焼や友禅や金箔など様々な伝統工芸の史都金沢。
金沢21世紀美術館現代アートを楽しみ、隣接されている金沢能楽博物館を拝観した後美しい兼六園をぶらぶら散策します。美しい自然と風景の中に伝統と現代が共存した金沢の芸術の豊かさを感じとれるおすすめ散歩コース!お散歩の後は兼六園茶店でおだんごとお茶で休憩するのも良し、兼六園下にある『しいのき迎賓館』1階カフェ&ブラッスリー ポール・ボキューズのテラスでゆったりとランチを楽しむのもいいでしょう。。ということで今年も行って参りました金沢。なんと32°を超える猛暑続きで日照りのテラスは避けましたが。。。
今回は7月26日〜30日金沢美術工芸大学国際交流センター主催する海外作家招聘事業に招聘していただき1週間滞在してまいりました。
大学院ファッションデザイン科の大学院生の方々との帽子のワークショップと公開講演会がメインです。
公開講演会のテーマは「フエルト帽の製造過程と帽子のデザインの変遷」でしたのでワークショップもフエルト帽制作をと思いましたが、この暑さと設備の関係上断念しました。大正解! 
ワークショップのテーマは『myキャノチエ』自分に似合うキャノチエ帽を作りましょう!(そうシャネル帽の原点です。そうです!カンカン帽っていうとわかりやすいですかね。)です。
キャノチエの基本形の麦わら帽子から立体裁断。そして寒冷紗で仮縫いし被ってみる。そしてバランスを掴みながら補正を重ね自分の顔に似合うキャノチエハットを制作します。生地と芯地は自由選択です。
丸顔には丸い形の帽子が似合うとかの潜在意識があるとどうしてもその先入観で形を調整しがちになりので、あえてキャノチエのプロポーションの数値等は示さず、顔と帽子との形のバランス概念も省きました。どこまでも感覚で自分の顔にあった高さやつば幅を調節し、被りやすさを考慮し素材感を活かす。そして各自の個性を引き立たせてくれる『myキャノチエ』出来たら、自信をもって被りましょう。というワークショップの趣旨を見事に掴んだ優秀な学生さん達。Myキャノチエを被った笑顔がとっても素敵でした****

ファッションデザイン科大学院生1年生と2年生です。

環境デザイン科と油絵科からの飛び入りの学生さんは夏物帽体で型入れしてミニハットを制作しました。キュートですね。



そして最終日は千里浜海岸で磯の香りとともに楽しい撮影会。塩サイダーに焼き蛤がとっても美味しかった***
大野先生 神谷教授 その節は色々とお世話になりました。心より感謝申し上げます

http://www.kanazawa-bidai.ac.jp/www/contents/kokusai/kokusai.html